聖飢魔Ⅱです。(face to ace、RXもあり…) 完全妄想なので、興味のある方のみどうぞ。
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うらら
暖かな日差し。そしてそよぐ風に、ふと足を止めた。
「あ…春の匂い…」
空を見上げれば、澄んだ青。そして、舞い落ちて来た薄ピンクの花弁。
「春だねぇ」
思わず零れた言葉と笑み。
毎年のことだが…穏やかなこの季節が、何よりも嬉しかった。
「デ~さんっ♪」
屋敷の自室でぼんやりとしていた意識が不意に引き戻され、声のした方向へと視線を向けた。
その視線の先は、自分の背後にあるテラスの大きな窓。既に闇に閉ざされているそのテラスに、声の主はいた。
「…だから…窓からじゃなくて、ちゃんとドアから入って来いと何度も…」
「まぁ、固いこと言わないっ♪」
文句を言いながらも、ちゃんと窓を開けて出迎えてくれる。そんな主が、乱入して来た彼は大好きだった。
「…ったく…」
溜め息を吐き出しながらも、来訪者がここにいる、と言うことは、使用魔の誰かしらも知っているということ。少なくとも、彼の屋敷のセキュリティーは、誰かれ構わず招き入れる程甘くはない。
例えそれが、旧知の仲魔だったとしても。
つまりは、窓からの乱入はこの来訪者の遊び心であり、それを許す主も楽しんでいるのだ。
「…今日はいやにご機嫌だな」
満面の笑みを浮かべて入って来る来訪者に、主…デーモンもふと表情を綻ばせる。
「わかる~?」
にこにこ…を通り越して、既にニヤニヤしている来訪者…ルークは、誰が見ても浮かれている。と言うことは、皇太子がらみに違いない。
「ダミ様と何かあったのか?」
くすくすと笑いながらお茶の用意をするデーモンに、ルークは羽織って来た外套を脱ぎながら返事を返す。
「何って特別な何か、って訳じゃないんだけど…」
そう言うと、懐から封筒を一つ取り出すとデーモンに渡す。
「これはデーさんに、って」
「…は?」
夕方まで、会議で顔を合わせていた皇太子殿下。だが、皇太子はデーモンに渡すものがあるなど、一言も言わなかった。
「…何だ?これ…」
「まぁ、見てごらんよ」
デーモンから入れて貰ったお茶のカップを両手で包み込むように持ったルークは、にっこり笑って言葉を返す。
デーモンは怪訝そうに眉を顰めながらも、蜜蝋で封をされた封筒を開け、中身を取り出す。
「…招待状?」
「そ。折角桜の時期だからね。今年はデーさんもいるし、エースもちゃんと来るだろうから、桜を見ながらお茶会でもって。ご希望ならお酒も用意するみたいだし。まぁ、言ってしまえば花見だよね」
笑いながらそう言うルークに、デーモンは暫し、その招待状を見つめる。
「…吾輩がいない間は…エースは参加してなかったのか?」
「え?あぁ…エースはね…桜の季節は、一切酒宴には来なかったんだ。一名で桜の木に寄り添ったまま、傍から離れなかったんだよね…何処かであんたと繋がっているって思ってたのかな…」
その頃を思い出すように、言葉を零したルーク。けれど、言ってしまってから…その言葉は言わなければ良かったと、後悔の念に襲われた。
魔界に一本だけの桜。当然、春になれば満開の花をつけていたはず。何より酒宴好きの恋悪魔が、たった一名で桜の木に寄り添う姿。いつ帰るともわからない恋悪魔を待ち続けるそんな姿を想像してか…デーモンの表情が一瞬哀しそうに歪んだ。それを目の当たりにしたルークは、罪悪感を感じずにはいられなかった。
「…御免…」
思わず口をついて出でた言葉に、デーモンはふとその視線をルークへと向ける。
「どうしてお前が謝るんだ?」
「…だって…あんたもエースも、辛い時期だった訳でしょ?俺たちはさ…多分、デーさんはちゃんと戻って来るって思ってたから、心配はしてたけどそこまで怖いと思ったことはなかったんだ。でも…エースはまた違ったんだろうな、って。デーさんが好きだった桜を前にして、いつ戻って来るかわからなくて…それが怖くて、苦しくて、仕方がなかったんだろうな、って…今更ながらに思った訳よ。勿論あんただって、一名で人間界に残って…時々俺やライデンも様子を見には行っていたけど、それでも一名であることには変わりない。エースと離れて寂しかっただろうし…ずっと会いたい想いを我慢してたんだよね。デーさんがちゃんと戻って来てくれたから、俺は安心しちゃったけど…エースはまだ心配かも知れないのにさ…」
「…そんなこと、今更気にするな」
くすっと笑うデーモン。勿論そこに、先ほどまでの哀しそうな表情はない。
「エースが酒宴に参加しなかったのは、お前の所為じゃないだろう?謝る必要はないじゃないか。去年まではどうであれ、今年は…みんな一緒に、楽しもうじゃないか。ダミアン様だって、そのつもりなんじゃないのか?」
「…デーさん…」
笑うデーモンに、ルークの方が面食らってしまった。けれど、それもデーモンの中ではある程度は想定の範囲内だったのだろう。笑ったまま、言葉を続けた。
「まぁ…お前の気持ちも、わからなくはない。あのエースが、酒宴に参加しないって言うだけでもどうしたことかと思うくらいだからな。だが…そうさせたのは吾輩の責任だ。それは、吾輩がきちんとエースの心をフォローするから。だから気にしなくて良い。寧ろ、今までと同じように、笑っていてくれれば良いんだ。そうだろう?」
デーモンが魔界へと戻って来たあの日…雨に打たれながら、桜の木の下で号泣したあのエースの姿。それを知っているのはデーモンだけ。だからこそ、その胸の痛みも、抱いていた辛い思いも全て知っているのだ。そして、共にいることでしか、癒せないことも。
「大丈夫。お前たちが笑っていてくれることが、一番安心出来るんだ」
にっこりと笑うデーモンは、手を伸ばして不安そうな表情を見せたルークの髪を掻き混ぜる。
「今年は、晴れると良いな」
「…そうだね」
ほんの少し…胸が痛い。そう思いながらも、ルークもにっこりと笑って見せた。
まるで…見る者を笑顔にさせる、満開の桜のように。
花見の当日は、薄曇だった。
「…何か、去年も同じような空だったよね…」
昼過ぎの空を見上げながらそうつぶやいたのは、雷神界からやって来ていたライデン。彼もまた、ダミアンからの招待状を受け取ってやって来たのだ。
「まぁ、今年は去年みたいな風はないからね。雨さえ降らなければまだ良いかな。思ったほど寒くもないし」
ライデンの隣で同じように空を眺めているのは、ライデンの恋悪魔たるゼノン。
「そうね。取り敢えず…また、シートの下には魔法陣は敷いてみたけど、今年は使わなくても大丈夫そうかな?」
もう一名、同じように空を眺めながら準備をしていたルークは、小さな溜め息を一つ。
確かに、空は薄曇だが風はない。雨が降りそうな気配も、今のところはない。なので、恐らく花見をする分には問題はない。
「…エース、来るかなぁ…」
ルークが心配なのは、天気よりもそこだった。
去年、今まで拒んでいたのが嘘のように、さらっと参加して来たエース。けれどその後、酷く苦しそうな表情を浮かべていた。尤も、彼らが降り出した雨から逃れて屋敷へと避難した後でデーモンが戻って来たのだから、もう拒む理由もないのだろうが…それでも、不安は残っているのだ。
「…ここに来る前に顔見て来たけど、別に普通だったよ?確認したけど、来ないとは言ってなかったし」
「俺も、来ないとは聞いてないよ。でも、午後イチの会議が長引きそうだってぼやいていたし、もしかしたらちょっと遅れるかも…とは言ってたよ。先に始めていても構わないって。今頃まだ会議の真っ最中だろうしね。まぁ、お楽しみがあるからね、って言うことで、エースの好きなお酒は準備して来たけど」
さらっとそう言うライデンとゼノンにも、ルークの表情は優れない。
「そりゃぁね、わかってるけどさぁ…まぁ、いざとなればデーさんに引っ張って来て貰えば良い話なんだけど…あぁ、デーさんはダミ様と一緒に来るって。直ぐそこだもんね」
桜の木は、デーモンの執務室の外。高さはあるが、直線距離で言えば一番近い。そしてダミアンの執務室もその隣なので、何かあれば直ぐに呼び出せる上に、直ぐ見える距離。
「今日は、降らないでね」
願いを込めるように、薄曇の空を背負った桜の木へと視線を向ける。
せめて…この日に、みんなで楽しい時間を過ごせるように。
その想いが通じるよう、願うしかなかった。
勤務時間も終了した頃、デーモンとダミアンが揃って花見へと降りて来た。
「…何だ、エースはまだ来ていないのか?」
既に準備万端なのは、ルークとゼノン、ライデンの三名のみ。そして今やって来たデーモンとダミアン。もう一名、招待されているはずのエースの姿はまだなかった。
「まだ会議が終わらないみたいだよ。長引くような話は聞いていたから、多分そうじゃないかな。先にやっていてとは言ってたけど…どうします?」
今回の招待状を送ったダミアンへと視線を向けながらそう問いかけたゼノンの声に、ダミアンは腰を下ろしながら口を開く。
「あぁ、それなら先にお茶にしようか。酒宴は…我々も酒の準備はしているが、折角だからエースが来てからにしようかね」
「そうですね。折角なのでそれが良いかと」
デーモンもダミアンに同意を示し、その隣へと腰を下ろす。
「じゃあ、一先ずお茶淹れますね」
そう言いながら、ゼノンが既にセットされている茶器に、準備してあったお湯を注ぎ、お茶の準備を始めた。そしてその横で、ルークもお茶請けの準備をしている。
「桜、多少散ったけど、持って良かったですね」
頭上を見上げ、嬉しそうにそう零すライデンに、ダミアンもデーモンも、同じように頭上の桜を見上げた。
「…今年も咲けて良かった」
ホッとしたように零したデーモンの言葉に、誰もが一瞬、その手を止めてその顔を見つめた。
嬉しそうな…それでいて、何処か寂しそうな、そんな表情。それが何とも言えず…返す言葉が見つからなかった。
散り始めているものの、それがまた風流でもある。嘗ては良く見ていたその花も、今では唯一人間界から持ち込めたこの一本の木だけ。それもいつまで続くかはわからない。魔界ではこうして花見をする者は殆どいないので、彼らだけの特権なのだろう。
「エースならちゃんと来るよ。だから、楽しもうね」
にっこりと笑ってそう言ったダミアン。その声に、誰もが微笑みを零す。
この日を…みんなで、楽しめるように。
そんな想いは、誰もが感じ取っていた。
夕闇が落ち始めた頃。
流石に日が落ちると肌寒さを感じ始めたところに、漸く待ち悪魔がやって来た。
「悪い、遅くなった」
そう言いながらも何かの荷物を手に、何処かのんびりとした足取りでやって来たエース。その表情から見るに、機嫌は良さそうだった。
「待ってたよ~」
まだ呑んでいないはずだが、上機嫌のライデンと、その隣で笑うゼノン。そしてこちらも楽しそうなダミアンとデーモン。そしてルークは…と言うと、何処かホッとしたように、安心した笑いを零していた。
「遅かったじゃない。そんなに会議長引いたの?」
問いかけたルークの声に、エースはしっかりデーモンの隣を陣取りながら答えを返す。
「あぁ…まぁ……ちょっと用事もあったから、そっちの方が遅くなってな…」
「用事?」
一体何の用事なのか。聞こうかと思ったが、エースが来るのを待ち兼ねていたライデンが声を上げた。
「それよりも、早く!!お腹空いた~!!」
「はいはい。ちょっと待って」
お茶請けしか食べていなかったとは言え、それでもそこそこ食べているはずなのだが、それは別腹なのだろうか…と思いつつ、お花見用の食事を楽しみにしているのだから仕方ない。
やはりみんな心配していたのだろう。割とエース好みに偏ったお酒と食事。準備して来たものを、それぞれ準備する。そして、全員の手にお酒が渡ると、エースが口を開いた。
「え~っと……どうやら、心配をかけていたみたいなので…俺から一言。まぁ…心配しなくて良いから」
「…エース…」
一名、未だ心配そうな表情のルークへと視線を向けたエース。
「大丈夫。これからは…ちゃんと一緒に、花見も出来るし…お前の発生日も、ちゃんと祝ってやれるから」
「…は?発生日、って…」
一つ、息を飲んだルーク。
「まぁ、そう言う事だよ。ルーク、発生日おめでとう」
ダミアンがそう言って、にっこりと笑ってグラスを掲げる。それに促されるように、ルーク以外の面々も皆、グラスを掲げた。
「おめでとう!」
「………えっと……ありがとう……」
面食らっているのは、ルーク一名。つまりは…ルーク以外は、今日は花見以外にも、ルークの発生日のお祝いも兼ねていることを知っていた、と言うこと。
「…で、これはプレゼント、ってことで…」
そう言いながら、エースが先ほど持参して来た荷物を引き寄せる。そして箱をあけて取り出した中身は、ルーク好みのケーキ、だった。
「お前の屋敷の使用魔連中がな、どうしてもルークに渡して欲しい、って頼まれてな。どうせ遅くなるなら、ってダミアン様に頼まれて、俺が取りに行っていた訳だ。って言うか、お前本当に知らなかったんだな」
「…知らないよ~…って言うか、何でみんな…?」
「ダミ様からの招待状に書いてあったよ?花見を兼ねて、ルークの発生日のお祝いしよう、って。あんたのは違ったの?」
早速取り分けた料理を手に、首を傾げたライデン。そしてポケットから自分が貰った招待状を取り出すと、ルークに渡した。
「…俺のと違う…」
ライデンの持って来た招待状に目を通すと、中身が微妙に違う。
ルークがダミアンから貰ったのは、純粋に花見のお誘いだけ。だが、他の構成員が受け取った招待状には、ルークの発生日のお祝いが主であり、花見はそのついで、と言うことになっている。つまりは、ダミアンからのサプライズだった、と言う訳。
「黙っていて悪かったね、ルーク。だが、お前が花見に来ないエースのことを気にしていたのは知っていたし、どうせなら全部一緒に楽しもうと思ってね。その方が、お前の好みだろう?」
にっこりと笑うダミアン。
昔から、発生日のお祝いには誰よりも一生懸命になっていた。それは偏に、大好きな仲魔たちと共にいる時間を大事にしたかったから。そして、そうしていられる時間が…何よりもルークが欲していた"想い"だったから。
「春だし、花見にも丁度良い時期だからな。なかなか来られなかったけれど、これからは心配要らないから。お前が満足するまで、存分に祝ってやるから。あぁ、俺の発生日はやらなくて良いからな」
「もぉ、エースったら~」
真顔で自分の発生日を拒否するエースに、思わず笑いが零れる。
それはそれで、強引に決行するのもまた楽しいのだが。
「…ありがとうね。本当は…今日で良かった、って思ってたんだ…まさか、発生日のお祝いをされるとは思わなかったけどね」
やっと、笑いが零れたルーク。その、安心したような表情に、ダミアンがそっと手を伸ばす。
「改めておめでとう、ルーク」
伸ばした手で、その頭をそっと撫でる。その柔らかい仕草に、ルークの頬がほんのりと赤くなる。
「ちょっとダミ様…子供じゃないんですけど…?」
「そうかい?じゃあ、終わったら存分に…"オトナ流"のお祝いをしないといけないね?」
「……また、そう言う事を……」
更に顔を赤くしながら答えるルーク。そして笑いながらルークの頭をぐりぐりと撫でるダミアンの楽しそうな顔に、そのやり取りを眺めていた誰もが笑いを零した。
そんな、いつも通りの穏やかな時間。それが、とても倖せだと思える。それだけでも何よりのプレゼントのようで。
「まぁ……ありがとうございます」
恥ずかしそうに笑うルーク。その顔は久しく見ていないくらい穏やかで、嬉しそうだった。
「よし!呑むぞ!」
「負けるもんか!」
今までの分を取り戻すかのように、手に持ったグラスの中身を一気に呑み干したエースに対抗するかのように、ある意味今回の主役たるルークもグラスを掲げ、一気呑みする。
「おい、あんまり無茶するなよ…」
そのテンションの高さに、思わず苦笑するダミアンとデーモン。
仕事の上では揉めることが多くても、結局仲が良い。何だかんだ良いコンビなのだと、傍観している方はそのやりとりを笑ってしまう訳で。
数年振りに、実に楽しい花見。それを誰もが実感していた。
すっかり夜も更け、エースはデーモンの屋敷に、ライデンはゼノンの屋敷へと一緒に戻って行き、ルークは…と言うと、ダミアンの護衛として一緒に私邸へとやって来ていた。
「今日はありがとうございました」
リビングでお茶を出して貰ったルークは、ダミアンが着替えて戻って来ると、ソファーから立ち上がって頭を下げる。
「楽しかったかい?」
にっこり笑ったダミアンの問いかけに、ルークもにっこりと笑う。
「はい、とっても」
酒気を帯びて、ほんのりと赤い頬のルーク。珍しくエースと張り合って呑んでしまったのは…多分、浮かれていたのだろう。そして無防備な笑顔と…滅多に見られないくらいの色気もまた、そこにあった。
「泊まっていくかい?」
問いかけたダミアンの声に、一瞬の間。
「…えっと…それって……"オトナ流"のお祝い、ですか…?」
そう問い返すルークは、すっかり真っ赤になっている。勿論、それが今までの酔いの所為ではない訳で。
「お前はホントに可愛いね」
くすくすと笑いながら、その頭をそっと引き寄せる。そして、その髪に口付ける。
「お前がオトナになったらね」
「…俺を幾つだと思ってるんですか…?子供じゃないんですけど…?」
酔った勢いで、そのままダミアンへと顔を寄せると、その頬に唇を寄せた。
「ありがとう…ございます…」
そっと触れた唇から、囁くような声。そしてそのまま…崩れ落ちる。
「ちょっ…ルーク?!」
慌てたダミアンがぐったりとしたルークの身体を支えると、満面の笑みを浮かべたまま…ルークは寝落ちしたようだった。
「…全く、こんなに倖せそうな顔をして……」
呆れた溜め息を吐き出しつつ…その倖せそうな寝顔には、苦笑しか出て来なかった。
「ま、ゆっくり休めば良いさ」
笑いながらその身体を抱き上げ、自らベッドへと運ぶ。
結局のところ…そのまま"オトナ流"のお祝いは、見送りとなったのだった。
翌朝、ダミアンの私邸で目覚めたルークが、自分の予想外の状況に大パニックだったのは言うまでもない。
けれど、全ては倖せな時間の結果だった、と言うことで。
誰もが抱いた想い。その穏やかな時間は、未来へ続く、変わらない願いだった。
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COMMENT
プロフィール
HN:
如月藍砂(きさらぎ・あいざ)
性別:
非公開
自己紹介:
がっつりA宗です。(笑)
趣味は妄想のおバカな物書きです。
筋金入りのオジコンです…(^^;
但し愛らしいおっさんに限る!(笑)
趣味は妄想のおバカな物書きです。
筋金入りのオジコンです…(^^;
但し愛らしいおっさんに限る!(笑)
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