忍者ブログ

聖飢魔Ⅱです。(face to ace、RXもあり…) 完全妄想なので、興味のある方のみどうぞ。

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

愛と虐殺の日々 前編
こちらは、以前のHPで2001年5月20日にUPしたものです
 ※シリーズ小説はカップリング小説です。(基本DxAです…/笑)

拍手[1回]


◇◆◇

 人間界に大世紀末が訪れ、人類は滅亡した。それを見届けて最後の始末を終えたデーモンは、魔界へ帰還して元の身分に戻っていた。
 デーモンは副大魔王閣下として、再び皆の上に立つ存在となった。しかしそれは…デーモンの知らないところで、彼を慕う者たちの動きを活性化させることとなった。  そしてもう一つ、デーモンにとって一番重大なこと。それは、エースの仮面の表情が、再び甦ってしまったと言うこと…

◇◆◇

 執務室のデーモンの前にでんっと居座った、一つの影。
「…デーさぁ~ん、いい加減にその仏頂面をどうにかしてくんない?最近さぁ、その顔得意になったんじゃなぁい?」
「…るさいっ」
 机の上に頬杖を付いてそう答えたデーモンに、その影…ライデンはつぶやいた。
「何、エースと喧嘩でもしたの?」
「…喧嘩も何も…最近じゃ任務の時以外じゃ口も訊いとらんよ」
「え~、何でぇ?」
「……」
 すっかり不機嫌そのものの表情のデーモンは、ライデンの言葉に口を噤んだまま、何も答えない。
「…デーさん?」
 ライデンはデーモンの顔を覗き込むように見つめた。
「…まさかさ、倦怠期ってヤツ?」
「馬鹿者。んなんじゃないわ」
「じゃあ何さ」
「…吾輩も良くわからないんだが…エースが吾輩に近づかないように、誰かが手出ししているらしい」
「え?どう言う事?」
 眉を潜めて問い返すライデンに、デーモンは溜め息を一つ。
「だから、吾輩には理解出来ないんだが…エースがそう言っていたんだ。誰かの差し金で、執務中も執務外でも、見張られてるみたいだ、とな」
「なぁる…」
 ライデンは小さく吐息を零すと、窓際まで歩いて行く。そして窓からいつものように外を覗いた。そこにはライデンが気に入っている景色が広がっている。しかし…その眼下には、不自然に視界に入った数名の姿も見えた。
「それって、取り巻きってヤツでしょ?まぁ、前から見かけたことはあるけど、最近はちょっと目に余るかもね。そろそろ何とかした方が良いんじゃない?エースのことだから、あんたが手を打つまで待ってるんじゃないの?」
「…多分な。彼奴の考えそうなことだ」
「エースから手を出したら、寧ろ火に油を注ぎそうだもんね。仮面をつけて、前と変わらない態度でいるのが、一番安全だ」
 外を見つめたまま、ライデンはくすくすと笑う。その時、間合い良くドアが叩かれた。
「デーモン、入るぞ」
「おや、噂をすれば何とやら…エースの御出ましじゃないの」
 ライデンが小さくそう言った時、ドアが開いてエースが顔を出した。かつてと同じ、冷たい仮面をつけて。
「…ライデン…」
 デーモンが一悪魔でいると思っていたのだろう。そこにいたライデンの存在に、エースは一瞬歩みを留めた。ライデンはにっこりと微笑み、デーモンとエースの肩を軽く叩くとドアに向かって踵を返す。
「御邪魔虫はこれにて退散。長官殿、どうぞごゆっくり」
 ライデンはそう言い残すと、そのドアを閉める。デーモンとエースだけになったにも関わらず、エースは仮面を付けたまま、小さく溜め息を一つ。
「頼まれてた書類、持って来た。それから、例の任務については現在進行中。それに関してはまた改めて報告する。以上」
 デーモンの前に書類を置いてそう言ったエースは、表情一つ変えぬまま背中を向けた。
「ちょっ…待て、エース!」
 咄嗟にエースを呼び止めたが、焦って立ち上がった所為で椅子が倒れる。その音で振り返ったエースは、やや落ち着かない表情のデーモンを一瞥した。
「ライデンが折角、気を遣ってくれたってのに…御前はこのまま行くつもりなのか?」
 エースの前に立ったデーモンは、その無粋な表情のエースにそう言った。するとエースはデーモンから顔を背け、小さく言葉を発する。
「彼奴等が…何処で見てるかわからない。言葉を慎んだらどうだ?デーモン閣下」
 エースのその言葉に、デーモンはドアまで歩み寄ると、その鍵を締めて御丁寧に結界を施すと、エースを振り返った。
「これでどうだ?結界を張っておけば、中の様子はわからないだろう?」
「…相変わらずだな、御前は…」
「これが本性なモンでな」
 小さく溜め息を吐いたエースをよそに、デーモンは軽く微笑んだ。
「…で、御前が俺を呼び留めた理由は何だ?俺だって暇じゃないんだからな」
 ソファーにどっかりと腰を降ろしたエースは、そうデーモンに尋ねた。デーモンは倒れた椅子を起こして再びそこに腰かけると、やや身を乗り出し気味にこう言った。
「たまには…笑ってくれないか?吾輩は、その…仮面は、あんまり好きじゃないんだ」
「…仮面なしの生活は、人間界だけだ。ここでは俺は仮面をつけない訳にはいかない。他悪魔から俺自身と…それから御前との関係を護る為でもあるんでな」
 長さを持て余すように、エースは足を組む。が、そんな言葉で納得するようなデーモンであるはずがない。
「そう言われると、意地でもその仮面を外したくなるんだがなぁ…しかし、どうしたら外れるかが問題だがな」
 一瞥するようにエースを見つめていたデーモンに、エースは呆れたような溜め息を吐き出す。
「御前への想いは変わらない。それは、御前だってわかってるだろ?だったら無理に外す必要もない」
「そうもいかんな。これは吾輩の気分の問題だ」
 デーモンはそうつぶやき、椅子から立ち上がって場所を移動する。ソファーに座っているエースを囲むように、正面から背凭れに両手を付き、エースの傍らに片方の膝をついて更に身体を寄せる。そしてエース耳許でそっとつぶやく。
「…どうだ?少しは雰囲気が出るだろ?」
「馬鹿か、御前は…冗談も程々にしろよ」
「ならば、本気なら良いんだな…?」
 デーモンの唇はそのままエースに耳に触れた。
「…ちょっ…そんなことして……もし、誰かに見られたら……」
 一瞬、身を竦めたエースは、思わず言葉を零す。
「誰も見ていない」
「…駄目、だ」
 拒むその声に、デーモンは一度顔を離し、エースを見つめた。
「そんなに己の身が心配か?」
「…そうじゃない…ただ、俺とのことを暴露されたら、御前の名に傷が付く…」
 そう答えたエースに、デーモンは軽く微笑む。
「心配するな。名前に傷か付くよりも、御前の傍にいることの方が大事なんでな」
 そう言ったデーモンは再びエースに顔を寄せ、今度はその唇に優しく触れた。
「ん…」
 吐息のような僅かな声がエースの口から漏れた。自然とエースの手がデーモンの背中に回る。その存在を確かめるように、エースは何度も抱き締めてみる。デーモンが僅かに動き、エースの耳朶の下に唇を寄せたその時、ドアにかけられた結界が何かに反応し、エースは目を見開いた。
「…誰かいる…」
 エースの声にデーモンは身を起こし、ドアを睨み付けた。
「…ったく…」
 デーモンはエースから離れ、ドアの前に立った。
「御前は向こうに行っていろ。どうせ、誰にもそんな顔を見られたくはないんだろ?」
「…当り前だ」
 エースはソファーから立ち上がり、不機嫌そうに前髪を掻き上げながら奥の部屋に消えて行った。それを見届けたデーモンは一つ息を吐き、そしてそのドアを開ける。
「…御前…」
 そこにはエースの言った通り、一つの姿があった。その姿の正体は見慣れた顔。魔界に戻ったデーモンの側近及び身辺警護と言う名目(要は取り巻きの一悪魔なのだが…)を受けているはずのアザディスだった。
「何の用だ?執務中の邪魔はするなと言っていたはずだが?」
 不機嫌をあからさまにそう言ったデーモンに、アザディスは小さく頭を下げた。
「申し訳ありません。ルーク参謀が御見えになったのですが…いかが致しましょう?」
「ルークが…?そうか、ここに通せ」
「はい。かしこまりました」
 アザディスはもう一度デーモンに頭を下げ、廊下の向こうに消えた。それを見届けてからドアを閉め、デーモンは、エースがいるはずの奥の部屋のドアを開ける。ぐったりとソファーに凭れていたエースは顔を上げ、デーモンを見上げた。
「御前は相変わらず、適応するのが早いな」
 そう言ったエースの顔は、冷たい仮面が外れ、僅かに綻んでいた。デーモンはその言葉に小さく笑い、エースの頬に軽く触れるとそっと顔を寄せる。
「当たり前だろう?吾輩は、誰よりも御前が大事なんだから」
 エースの耳元でそう囁き、唇を合わせる。僅かな時間の後デーモンは顔を離してエースに問う。
「もうすぐルークが来るが…このままここにいるか?」
「いや、もう帰らないと。リエラが心配するからな」
 情報局の副官の名をつぶやき、エースは席を立った。
「…また…来るか?」
 長く伸びたエースの後ろ髪を手に取って、デーモンは問いかける。
「必要があればまた来る。それ以外は…期待しない方が良いかもな。ここでは、また誰に見られるとも限らないからな」
 エースはそれだけつぶやくと、デーモンを振り返る。
「…じゃ…な」
「あぁ…」
 エースは軽く微笑むと、執務室のドアを開けて廊下に出て行った。一歩出ると、既にエースは表情を引き締め、仮面を被っていた。

 エースが出て行ってから少しして、ドアが叩かれた。
「デーさん、俺。ルーク」
 ドアを開けて顔を出したルークを、デーモンは椅子に腰かけたまま迎えた。
「今日はどうした?」
「あぁ…ちょっとね」
 ルークは部屋の中を見回すと、すぐさまデーモンの傍にやって来て、小さく尋ねた。
「エース、来てたんでしょ?」
「まぁな。頼んでいた書類を持って来たんだ」
 勤めて冷静にそう言ったデーモンを見て、ルークは察しが付いたのだろう、僅かに笑みを零した。
「あんたのことだから、どうせそれだけじゃ済まないんでしょ?他にも何かしてたんと違う?このスケベっ」
「…あのなぁ…」
 ルークの前ではすぐに顔に出てしまうデーモンは、事実だと言わんばかりに赤くなった顔を背け、後ろを向いた。
「何の用だ?」
「あんたに大事な話があってね」
 心持ち低くなったルークの声に、デーモンは視線を向けた。
「大事な話…だと?」
「そう」
 ルークは一旦ドアへと向かうと、そのドアに結界を張る。そして正面を向いたデーモンと向かい合うように、ソファーに腰を降ろした。そして、真剣な眼差しを向ける。
「俺が個悪魔的に仕入れた情報。まだエースの耳にも届いてはいないと思うけど…デーさん、取り巻き共の行動には気を付けた方が良いよ。エース…狙われてるよ」
「何だと?どう言うことだ、狙われているってのは…」
 目を見開いてルークを見つめたデーモンから目を伏せ、ルークは言葉を返した。
「偶然聞いたんだ。取り巻き共が話してるのを。彼奴等はエースのことをあんたに近付く危険因子だと思ってる。近付く蟲は駆除する。それが彼奴等のやり方だよ。エースが大事なら、あんたの方こそ蟲の駆除をした方が良いんじゃないかと思ってね」
「誰が中心だ」
「…多分…アザディス」
 そう言ったルークの声は、明らかに己の感情を押し殺していた。元々アザディスは、軍事局参謀部の副官補佐である。元上司のルークが、アザディスのことを知らないはずはない。
「彼奴は副官補佐の割に、作戦を立てるのは名手だった。侮ってるとエースだけじゃない、あんたも…やられるよ」
「……」
 デーモンは先程のアザディスの姿を思い出した。彼はどの取り巻き共よりも冷静で、軍事局にいたことが当然のように見えていた。しかし、ある日突然軍事局を辞めてデーモンの側近と身辺警護へと転身した。デーモンもルークも、全くの寝耳に水、の状態であったから、その転身は疑問でしかなかったのだ。
「あんたのことだから上手く乗り切るとは思うけど…いっそうのこと、本気で蟲を駆除した方が、あんたもエースも安全だと思うよ。あんたの能力があれば、取り巻きなんて必要ないでしょう?」
「御前等、取り巻き取り巻きって言うけどな…別に、吾輩が好き好んで集めた訳ではないんだぞ?そんな状態になっているだなんて、吾輩だって知らなかったんだからな」
「それはわかってるけどさぁ。とにかく、エースの機嫌を損ねない為にも、真剣に考えた方が良いよ」
「…わかっている」
 デーモンは顔を歪め、立ち上がった。
「彼奴等の所為で、エースの仮面は復活するし…彼奴等の目が何処かで見ているんじゃないかと、かなり神経質になってるところもある。前にエースが言っていたが、彼奴を見る視線が違うそうだ。完全に憎悪の眼差しだったと言っていたが…」
「そりゃ…あんたを慕ってる奴等だったら、エースにそんな眼差しを向けたくなるだろうよ。前はエースもあんたもそんな気はなかっただろうから、彼奴等もスルーだったかも知れないけどさ。同じ任務に参加した挙句、あんたもエースを気にするようになったでしょ?勘の良いヤツは直ぐに気付いたと思うよ。ま、要はエースへの嫉妬だね」
「たかがそんなことで、エースを殺されてたまるか」
「デーさんにとってたかがそんなことでも、彼奴等にとっては重大なことじゃない?大事なあんたを後からやって来たエースに奪われたんじゃ…気持ちはわからんこともないけどね」
「何だ、随分理解力があるじゃないかっ」
 不機嫌をあからさまに、デーモンはつぶやく。その声にルークは小さく笑い、組んだ足の上に頬杖を付いた。
「そりゃ、俺だってそうだったもん。あんたに恋焦がれていた矢先に、今まで全く関わりのなかったエースに掻っ攫われてさ。少しは同情したくもなるよ。でもね…俺は彼奴等とは違うよ。俺はただ、あんたが倖せならそれで良かったんだ。だから冷静でいられた」
「…御前はまた別だろうに…」
 デーモンは溜め息を一つ。
「全く…面倒な奴等だ」
 デーモンはドアに向かって歩き出した。
「何処行くの?」
 思わず尋ねたルークに、デーモンは振り返りざま、言葉を発した。
「知らせに行くに決まってるだろうが。みすみすエースを危険に晒すものか」
 その声にルークは立ち上がり、行く手を遮るかのようにそのドアの前に立ちはだかる。
「薮蛇だよ、それじゃ。彼奴等の目的はあくまでもエースがあんたに近付くのを阻止することだ。今あんたがエースの所に行ったら、エースはかえって危険に晒されるんだ。あんたならそれぐらいわかると思ったけど?」
「……」
「迂闊に出歩かない方が良い。あんたとエースの為だ」
 ルークの声にデーモンはうつむいた。
「なら、どうしろと言うんだ?出歩くなだと?冗談じゃない。通信は傍受されているだろうし、遣い魔は既に彼奴等の掌中にある。自らの足以外で、どうやってエースに連絡を取れと言うんだ!?」
 吐き出すようにそう言ったデーモンを、ルークは眩しいものでも見るかのように目を細めて見つめた。
「俺が、いるじゃない。あんたの部下より、遣い魔よりも確実な俺が…さ」
 ルークは、最初からそのつもりだったのだろう。当然、と言う表情を見せていた。そんな姿に、デーモンは溜め息を一つ。
「…わかった。御前に頼むしかないな」
「当然。頼まれるつもりだったもの」
 ルークはにっこりと微笑むと軽くデーモンを抱き寄せ、その背中を二度、軽く叩いた。そして、自身の掌に小さな能力を呼び出すと、それをデーモンの手に握らせる。
「エースに伝えて置くよ。だから、デーさんも…気を付けてね」
「あぁ」
 任務が残っているからと、足早に去って行ったルークを見送り、デーモンは椅子に腰を降ろすと、大きな溜め息を吐き出していた。

◇◆◇

 それから数日して、デーモンの元にエースの遣い魔が現れた。無垢な大きな瞳をした遣い魔は小さく一声鳴くと、エースからの伝言をデーモンに渡し、すぐに姿を消した。
「例の任務の遂行で、暫くは逢えない。俺がいない間は、御前の生命は保証出来るだろ?…か。やけに冷めた文面だな」
 エースからの伝言を読んだデーモンはそうつぶやくと、窓を開けてからその紙を丸めて魔力で火をつける。あっと言う間に灰になった紙は、直ぐに風に飛ばされて行った。
 エースの意見は確かに一理ある。エースさえデーモンに近寄らなければ、エースもデーモンも生命を狙われることはないのだから。しかしデーモンの方は、その伝言が気に入らないのは当然だろう。
 と、その時。
「閣下、ダミアン殿下からの勅書を持って参りましたが」
「あぁ、入れ」
 デーモンが声をかけると、ドアが開いて、最近良く周りをうろうろしている取り巻きの一悪魔が姿を現した。彼は一礼をして、デーモンにそれを渡す。受け取ったデーモンは、封を開けるとざっと目を通した。
「御返事はいかが致しましょうか」
「そうだな…後で吾輩が直に伝えに行く。それより…」
 デーモンは手に持っていた勅書を机の上に置くと、彼をじっくりと見つめた。
「ルークの言うことも、尤もだな」
「は…?」
 デーモンは軽く微笑み、机の引き出しから小さな一つの硝子玉を取り出して彼に見せた。
「これが何だかわかるか?」
「…いえ…」
 彼が答えると、デーモンは椅子から立ち上がり、その硝子玉を彼の目の前に翳す。
「これは、蟲籠だ。吾輩に協力してくれるか?蟲の駆除をしたいんだ」
 一瞬、訝しそうにデーモンを見た彼であったが、デーモンの頼みを断れるはずもなく、素直に頷いた。
「それは良かった。近頃蟲がうるさくてな…困っていたんだ。吾輩も…エースもな」
 デーモンがそう言った直後、硝子玉は突然光を放ち、目を見張った彼の姿をあっと言う間に包み込んだ。光が薄らぐと、そこにいたはずの彼の姿はない。
「…一匹ずつ捕まえるのも、厄介だけどな」
 デーモンは冷ややかにそう言うと、溜め息を一つ。そして、手に持っていた硝子玉を再び光へと戻した。
「…さて。エースが帰って来るまでに、何匹捕まえられるか…」
 つぶやいた声は、"彼等"には当然、届いてはいなかった。
PR
COMMENT
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  
プロフィール
HN:
如月藍砂(きさらぎ・あいざ)
性別:
非公開
自己紹介:
がっつりA宗です。(笑)
趣味は妄想のおバカな物書きです。
筋金入りのオジコンです…(^^;
但し愛らしいおっさんに限る!(笑)
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
バーコード
ブログ内検索
Copyright ©  -- A's ROOM --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]