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聖飢魔Ⅱです。(face to ace、RXもあり…) 完全妄想なので、興味のある方のみどうぞ。

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かがやきのつぼみ~R~ 前編

第四部"for CHILDREN" (略して第四部"C")

こちらは本日UPの新作です。
第四部は徐々にオリキャラメインとなりますので、御注意ください。
興味のある方のみ、どうぞ。(^^;

拍手[1回]


◇◆◇

 その朝は、最悪の気分だった。
「ララ。そろそろ起きたら?」
 いつになってもベッドから出て来ない彼を起こしに来たのは、父王たるライデン。
「…起きたくない…」
 ベッドの中に潜り込み、上掛けに包まったままそう声を発する。その声は彼自身でも驚くほど、嗄れていた。
「…機嫌直して」
 ベッドの端に腰を下ろしたライデンは、上掛けの上からその身体にそっと手を触れる。
 まだまだ小さい子供。その身体が…その心が背負ったばかりの運命の重さは、ライデン自身にも覚えがある。ただ彼と違うのは、ライデンは生まれた時からその運命を背負っていたと言うこと。そして、幼い頃からそれを自覚していたと言うこと。
「…ゼゼは…いつ、帰って来るの…?」
 未だ顔を見せないまま、問いかける彼…ラライの言葉。その言葉に、ライデンは溜め息を一つ。
「昨日、話したよね?ゼゼは…これからは、魔界で暮らすんだよ。多分、士官学校に入るだろうから…そうしたら、卒業するまでは自由にあちこち行くことは出来ないみたいだから、当分戻っては来ないと思う」
 そう告げることも、胸が痛い。
 昨日、もう一名の父たるゼノンと共に魔界へ降りた片割れ。ラライが問いかけるその片割れには…多分、ラライが期待する帰還はない。雷神族の証を持たず、王位継承権のない片割れは、魔界にその在籍を移すことになったのだから、それは当然のこと。けれど、片割れに頼り切っていたラライにしてみれば、突然のその話はまるで納得は出来なかった。
 夕べは、生まれて初めて独りきりの部屋でベッドに入った。寂しくてまるで眠れなかった。それでも、朝はやって来る。そして、皇太子としてのラライの運命も動き出していた。
「…陛下。そろそろ御時間ですが…」
 暫くラライの傍に黙って座っていたライデンであったが、呼びに来た雷帝付きの官吏…フィードの声に、再び溜め息が零れた。
「あぁ、今行く」
 そう零すと、上掛けの上からその身体をポンポンと軽く叩いた。
「…御免ね、ララ。仕事の時間だから行くけど…後でフィードが、御前付きの官吏を連れて来るはずだから。ちゃんと起きててよ」
 そう言い残してライデンはベッドから立ち上がる。そして部屋から出て行く足音を聞きながら、ラライは未だ、上掛けに包まっていた。そんな姿に、フィードが声をかける。
「…若様。もう直シーラが来ると思いますが…出来れば、起きていていただきたいのですが…先ほど陛下も仰っていた通り、本日より若様付きの官吏が付きますので、シーラの御世話も本日までとなります」
 ラライが、小さく息を飲む声が聞こえた。
「…何で、シーラまでいなくなるの…?」
 上掛けに包まったまま、問いかけた声。
「シーラはあくまでも皇太子宮の使用魔です。産まれた頃より若様方の御世話をして参りましたが、彼女には他にも、沢山の仕事があります。若様にはこれから皇太子として覚えていただくことが沢山あります。使用魔ではつきっきりと言うことが出来ませんので、直属の官吏が付くことになります。わたくしも…そうやって、幼少期からライデン様に御仕えして参りましたので…」
 落ち着いた声で、そう答えるフィード。
 フィードもまた、ライデンが子供の頃より皇太子付きの官吏として、ずっと傍で支えて来たのだ。だからこそ、その必要性は重々心得ている。だが、ラライはまだ、そこまでの認識はしていなかった。
 自分の周りから、大好きなヒトがどんどんいなくなる。ただ、そんな思いしか持ってはいなかった。
「…御願い致しますね…?」
 その言葉に、ラライからの返事はなかった。
 小さな溜め息を零し、フィードもまた踵を返す。
 独りきりの部屋。その心は、孤独に苛まれたままだった。

 暫くしてその部屋を訪れたのは、使用魔たるシーラ。
「若様、起きて下さい」
 いつもと同じように、上掛けを引き剥がして強引にラライのその身体を起こす。
「また泣いてらっしゃったんですか?顔を洗って、しっかりして下さいな」
 笑いながらラライを追い立てるように、洗面へと促す。その姿は、さながら母親のようで。
「…シーラも…いなくなっちゃうの…?フィードがそう言ってた…」
 顔を洗いながら、自分の背後に立つ彼女を鏡越しに見ると、彼女はくすっと笑いを零した。
「いなくはなりませんよ。私はずっと、この皇太子宮に御仕え致します。ただ、私がして参りましたのは、陛下の子育ての御手伝いです。若様が皇太子殿下としての御勉強をなさるようになりましたので、今後は皇太子としての若様を支えて下さる官吏が付くと言うだけの事。ただ、それだけですよ」
 そう言ってラライの頭を優しく撫でるシーラ。
「今までのように御傍にはいられませんが…私は、ずっとここにおります。会えない訳ではありませんよ。ですから、そんな御顔をなさらないで下さい」
「…シーラ…」
 にっこりと微笑むシーラ。その優しい微笑みに、幾度も慰められて来た。けれど、もう今までのようにはいかないのだと思うと…自然と、涙が零れる。
「若様、大丈夫ですよ。もっと、自信を御持ち下さい」
 物心付いた時から、ずっと変わらないシーラの笑顔。いつまでも変わらずそこにあるものだと思っていた。けれど…今までとは状況が変わった。明日からは、この笑顔は傍にはないのだ。
 いなくなった片割れ。見えなくなる笑顔。それを受け入れられるようになるまで…どれくらいかかるだろう。それは、まだラライにはわからなかった。
 きつく唇を噛み締め、ただその状況に耐える。今のラライには、それしか出来なかった。

 食べたくもない食事を終え、自室に戻って来たラライ。そのドアの前にはフィードともう一名。ラライよりも少し背の高い青年が立っていた。
「若様、御待ちしておりました」
 頭を下げる二名と目を合わさず、ラライはドアを開けて部屋へと入る。その後を追うようにフィードともう一名も部屋の中へと入って来る。
「若様。先ほど申しました通り、若様の官吏となる者を連れて参りました」
 黙ってソファーの上で膝を抱えて座るラライに向け、フィードはそのまま言葉を続けた。
「彼は、マーティと申します。若様より少し年上ですが、我々に必要な所作は一通り身に付けております」
 そう紹介するフィードに促され、マーティと呼ばれた青年が深々と頭を下げる。
「マーティと申します。若様の為に精一杯御世話をさせていただきます。宜しく御願い致します」
 まだ少年の声を残したマーティ。けれど、ラライの視線は彼へとは向かなかった。
 抱えた膝に顔を伏せたまま。その姿勢のまま、全く動かない。
「…若様…」
 自分は、受け入れては貰えないのだろうか。そんな表情を見せたマーティだったが、彼の不安を落ち着かせるかのように、フィードはその肩にそっと手を置いた。
「大丈夫です。今は…時間が必要なだけ、ですから。慌てずに」
 マーティに囁くようにそう助言をし、フィードは改めてラライへと視線を向けた。
「若様。わたくしは仕事に戻ります。後はマーティが御世話を致しますので」
 フィードはそう言い残し、頭を下げて踵を返す。そこに残されたマーティは当然不安そうな表情のまま。けれど、ラライは一向に動く気配もなく…ただじっと、そこにいることしか出来なかった。

◇◆◇

 日も落ち、仕事を終えたライデンがラライの部屋へと様子を見に立ち寄った。
「ララ、ただいま」
 ドアを軽くノックし、そう呼びかけた声。その声に答えるようにドアを開けたのは、不安で一杯の表情を浮かべたマーティだった。
「…御帰りなさいませ、ライデン陛下…」
 すっかり元気がない。その様子で、何となく察したのだろう。苦笑したライデンは、自分の背後に着いてきたフィードへと視線を向けた。
「フィード。今日の夕食はララと二人でこっちで食べるから。マーティと一緒に準備して」
「畏まりました」
 マーティを連れてフィードが踵を返すその背中を見送ると、ライデンはラライの部屋へと足を踏み入れた。
「ララ。ただいま」
 もう一度、声をかける。その声に、ほんの少しラライが顔を上げた。けれど、その姿勢は朝から殆ど変わらない。まぁ、ライデンが仕事に行った時はまだベッドの中だったのだから、少しは良いのだろうが。
「一日ずっとこうしてたの?マーティが困ってたよ?」
 そう言いながら、ソファーの隣に腰を下ろす。するとラライは徐ろに身体を動かしたかと思った直後、ライデンの膝の上に向かい合わせに乗る。そしてその胸に顔を埋めるように顔を伏せ、小さな溜め息を一つ。
 ラライにとって、漸くホッと出来る瞬間。
 小さな身体は、一日離れていた時間を埋めるかのようにじっとくっついたまま動かない。それは、食事の準備が出来ても同じことだった。
 不安そうな表情のままのマーティを早めに引き上げさせ、再び二名だけになった部屋。それは、とても静かで…ラライにとっては経験のない静けさだった。
「…昼も食べてないんだってね。朝も少し口を付けただけだ、って聞いたから…一日殆ど食べてないでしょ?それじゃ、元気出ないよ?マーティが準備してくれたんだから、食べよう?」
「…食べたくない……あのヒト、知らないヒトだもん…」
「ララ…」
 小さく返した声に、ライデンは溜め息を一つ。
 今日顔を合わせたばかりだとは言え、これから自分に仕えてくれる官吏を、"知らないヒト"と言われるとは。まさかの返答に、ライデンもどう言葉を返して良いのかわからなかった。
 自分がフィードと出会った時はどうだっただろう?ふと、そんな意識が過ぎった。
 ライデンとフィードが初めて出会ったのは…今のラライと同じ年の頃だったはず。同い年頃の友達のいなかったライデンにとって、フィードは初めて出来た友達、と言う感覚でもあった。だからこそ、簡単に気を許すことも出来たのかも知れない。
 けれど、元々警戒心の強かったラライにとって、一番心を許せていたのは、片割れの彼。だからこそ、その彼がいなくなった今、以前にも増して心を閉ざしているのだ。
「…そんなこと言っちゃ駄目だよ。マーティは…今日は知らないヒトかも知れないけど、御前と一番長い付き合いになるヒトだから。御前が一番心を許せて…御前の事を、一番良くわかってくれるヒトになるんだ。今日一日一緒にいたんだから、明日はもう知らないヒトじゃないからね。ちゃんと、マーティに謝らないとね」
 そう声をかけたものの…多分、その意識はそう簡単には変わらない。今までならば、暫く様子を見ても良かったのだが…片割れがいなくなった今、そのまま放っておいたら何処まで落ち込むか、ライデンにもわからなかった。
 溜め息を一つ吐き出したライデン。そして意を決したように、膝の上のラライをそのまま抱き上げた。
「ちょっ…父上…っ」
 突然抱き上げられ、驚いた表情のラライ。けれど、ライデンはにっこりと笑って見せた。
「気分転換、しようか」
「……?」
 不思議そうな表情を浮かべるラライを抱えたまま、ライデンは皇太子宮から王宮へと向かって歩いて行く。そして辿り着いたのは…先日も片割れに引き摺られてやって来た、王宮の最奥。
「父上…っ」
 慌ててみたものの、時既に遅し。そのドアをノックして声をかけたライデンは、慌てるラライをしっかりと片腕に抱えたままドアを開けた。
「どうした?」
 そのドアの向こうに待っていたのは、先日と変わらずベッドに上体を起こしたまま収まっている姿。突然の訪問に、当然驚いている。
 けれど、ラライをそこへ連れて行ったライデンは、にっこりと笑ったまま。
「休んでるところ悪いんだけど、今夜一晩、ララをここに置いて行っても良いかな?」
「嫌だっ!!帰るっ!!」
 慌てて声を上げたラライの表情が、いつもよりも青ざめて見えた。
 ほぼ初対面の祖父の部屋に、一人で置いていかれる。その状況は、どう考えても回避したかった。
「おい、ライデン…ワシは構わんが、ラライは…納得しておらぬようだが…?」
 一応、ラライの様子を心配して声をかけた上皇だが、ライデンは笑ったままだった。
「親父のところなら大丈夫。一晩ここで親父と一緒にいれば、少し気持ちも変わるかな~ってね。だから、俺は心配してないし」
 そう言うと、ライデンは上皇の腕の中へとラライを押し込むと、さっさとドアへと向かって歩き始めた。
「じゃあ、宜しくね。明日の朝、迎えに来るから」
「父上~っ」
 追い縋る声に手を振り、ドアから出て行ってしまったライデン。はらはらと涙を零しながら、そのドアに向かって手を差し伸べたままのラライを抱え、上皇は溜め息を一つ。
「…そなたの父上は、相変わらずだな…」
 抱えられたまま泣いているラライの頭にそっと手を置き、優しく撫でる。その手の大きさは、父王よりもずっと大きかった。けれどまだ、ラライはその手を安らぎとは思えずにいた。
 暫く、ただ泣いているラライを抱えていた上皇だったが、やがて大きく息を吐き出すと、ラライを抱えたままベッドから降り、窓辺へと歩いて行った。
 そして。
「ラライ、見てごらん」
 そう声をかけ、その手で頬の涙を拭ってやる。
 漸く、顔を上げたラライは…上皇が見ている景色へと目を向けた。
 既に日が落ちた闇の向こう。遠くに、沢山の灯りが見えた。
「…あれは…?」
 小さく問いかけた声に、上皇は小さく笑った。
「あれは、城下町の灯り、だ。あの灯りの下には、大勢の民がおるのだ。御前がいつか護るべき、大勢の民、だ」
「…そんなこと言われても…わからないよ…」
 未だ、表情はパッとしない。けれど、ほんの少しだけ、話は出来るようになった。それを感じ、上皇は真っ直ぐに外の灯りへと視線を向けながら言葉を続けた。
「そうだな。そなたにはまだ難しいだろうな。一昨日、ゼフィーが御前と一緒にここへ来た時…ゼフィーにも、同じ景色を見せた。彼には、昼の景色を。そなたには、夜の景色を。その意味がわかるか?」
 問いかけられ、ほんの少し考えてみた。けれど、何も思い浮かばない。なので、ラライは小さく首を横に振った。
 そんな姿に上皇はそっと目を細める。
「ライデンも…最初は同じように首を振っておったな。最初はわからなくても良いのだ。その為に、これから勉強していくのだからな」
 昔を思い出すようなその顔。それは…父王たるライデンと、良く似ていた。
「明るいうちは、その場所の大きさしかわからないだろう。そこにどれだけの民がいて、どう生きているかなど、ここから見てわかるものではない。それは誰でも同じだ。ゼフィーも、その大きさが凡そわかっていれば今は十分だ。けれど、夜になればまた景色が変わる。そこに見えるのは…大勢の民の、"生命"だ」
「…"生命"…?」
「そう。"生命"だ。そこに生きている者がいるからこそ、火を灯す。この灯りは、そこに民がいる、と言う証だ。そして、その"生命"を護るのが、そなたの父の仕事だ。多くの民の為に、一生懸命働いておる。そなたは皇太子として、その手伝いをする。そしていつか、そなたが雷帝を継ぎ、この国を護るのだ。そうしてこの国を護る役割を、我々は代々担っているのだ。そなたにはまだ難しいことは重々承知だ。だが、難しいからと言って先送りにしてはいけない。そなたも自覚を持って、生きていかなければいけないのだ」
 上皇はラライを片腕で抱いたまま、その頭の上にそっと手を置いた。
「ゼフィーは、魔界へ降りた。だが、そこで遊んでいる訳ではない。強くなる為に、勉強をしに行ったのだ。場所は違えど、学ぶことは同じだ。彼は魔界を、そなたは雷神界を。自分たちが生きて行く場所を、自分たちの手で護る。その為に、学ぶのだ。そう思えば、寂しくあるまい?初めて行く場所だ。ゼフィーも怖いだろう。だが、自分の足で歩いて行く為に頑張っておるのだ。だから、そなたも頑張らねばな」
「…御爺様…」
 真っ直ぐに上皇を見つめるラライの眼差し。その茶色の眼差しは、自分を優しく見つめ返す上皇と同じ色。そして、父王も同じ色。
「僕も…父上みたいに、強くなれる…?」
 小さく問いかけた言葉に、にっこりと笑顔が返って来る。
「ライデンからも、昔同じことを聞かれたな。そなたは、ライデンと良く似ている。大丈夫、きっと強くなれる。ワシの孫でもあるしな」
 その言葉に、ラライの表情もほんの少し、柔らかくなる。そしてその表情の前、上皇は再びラライの頭をそっと撫でた。
「但し、マーティとも仲良くしなければ駄目だぞ。官吏は皇太子にとって、大事な腹心だからな」
「…腹心って?」
 僅かに眉を寄せたラライ。まだ子供である彼には、その意味は良くわからないのだろう。思わず苦笑した上皇は、更に言葉を続けた。
「どんなことでも打ち明けて相談出来る相手のことだ。御前を一番傍で支えてくれる。だからこそ、邪険にしてはならんぞ」
 そう言われても、まだその辺りはなかなかすんなり受け入れることは出来ない。けれど、父王にも、上皇にも、同じことを言われたと言うことは…納得しなければならないことなのだろう。それだけはわかった。
 微妙な顔をしているラライに、上皇は気分を変えるかのように笑いを零した。
「どれ、そなたにも一つ、歌ってやろうか」
 上皇はそう言うと、ゆっくりとその歌を口遊む。
「それ、父上も歌ってくれた」
「ワシが、ライデンが小さい時に歌ってやった子守唄だ。彼奴もちゃんと覚えていたようだな。滅多に歌わない彼奴がちゃんと歌ってやっていたことには驚きだがな」
 くすくすと笑いながら、再び子守唄を口遊み、その背中を軽くポンポンと叩く。小さな赤ん坊を寝かしつけるような仕草だが、それがとても心地良い。
 大きな欠伸を一つ零したラライ。夕べの寝不足も相まって、直ぐにその意識が微睡み始める。
 そして暫し。すっかり眠りに落ちたラライは、上皇のベッドに納まり、朝までぐっすりと眠ったのだった。その寝顔を、実に懐かしそうに眺める上皇もまた、久し振りの感覚と温もりに、共に眠りに落ちていた。
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如月藍砂(きさらぎ・あいざ)
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がっつりA宗です。(笑)
趣味は妄想のおバカな物書きです。
筋金入りのオジコンです…(^^;
但し愛らしいおっさんに限る!(笑)
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